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リフォームの秘訣

安全、安心だから大満足!定年後を快適に過ごす家づくりのポイント

定年後を快適に過ごす家づくりの秘訣を紹介するコーナー。
今回は浴室の扉のタイプ、浴槽の深さ、トイレの手すりなどについてです。

前回の記事(31-35)はこちら。

36.浴室の扉はどのタイプがいい?

 浴室のドアは引き戸か中折れドアがおすすめです。
 引き戸は、洗い場をもっとも広く使えるタイプで、入浴時に介助を必要とする場合や、万一、浴室内で人が倒れた場合に救出するのにもスムーズです。
 中折れドアは、開閉のためのスペースを節約できるのがメリットですが、構造的に若干耐久性が低いようです。
 このほか、片開きドアがありますが、ドアについた水滴が落ちることを考えて内開きにするのが普通なので、出入りが窮屈。もし片開きドアとする場合は、緊急時に外部から取りはずせる構造のものを選びましょう。


37.浴槽は低めで浅めがおすすめの理由

 建設省(現国土交通省)国土交通省がまとめた長寿社会対応住宅の設計指針には、浴槽の縁の高さは30〜50センチを基準とし、35〜45センチなら、よりいっそう安全であると示されています。高すぎず、低すぎず、安全に浴槽の出入りができる高さの目安としてください。
 また、日本人はたっぷりのお湯に首までつかるのが好きですが、浴槽が深いと、立つ、しゃがむの動作をするのに大きな負担がかかりますし、体が沈んで溺れる事故が起きないとも限りません。浴槽の深さは50センチ以内に。浴槽は低めで浅めがおすすめです。


38.トイレの手すりはどこに必要?
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 洋式トイレは、和式に比べて足腰にかかる負担が非常に少ないので、断然おすすめ。それでも、安全性を考慮するなら手すりもしっかり設置しましょう。
 便座に座ったときに体を安定させるため、ムリなく手の届く位置に水平のバーを設置します。それから、立つ、座るの動作を助けるため、便器の前方15センチぐらいの位置に垂直のバーも設置します。この両方の役割を果たすL字型のものがいいでしょう。
 トイレットペーパーホルダーやタオルバー、収納棚などは、手すりを使用するのに妨げとならない場所に設けてください。


39.シングルレバー水栓が使いやすい

 2ハンドルの混合水栓は、簡単に操作できるシングルレバーの混合水栓に取り替えましょう。
 ちょうどいい湯温に調節するのも片手でOKなので、キッチンはもちろんのこと、ユーティリティーなど、水仕事がメインとなる場所では至って便利です。
 ハンドルを握る、ひねるといった動作が困難な人や力の弱いお年寄りにもムリがありません。
 設定した適温のお湯を吐水するサーモスタットつきもありますし、浄水機能つきも。
 色、デザイン、材質など、各社バラエティ豊かに商品をラインナップしていますから、ショールームなどで使いやすさを実際に確認してみるといいでしょう。


40.ジャマになるものを片づける習慣

 段差をなくして、手すりをつけて、滑りにくい床材に変更しても、それで家の中で起きる事故を完全に防げるわけではありません。
 たとえば、新聞や広告のチラシ、雑誌や本、買い物袋、脱いだ後の衣服や洗濯物、眼鏡ケース、回覧板、テレビやエアコンのリモコン、子供のおもちゃなど、床の上にこうしたものがあると、それを踏んづけたり、避けようとしてバランスを崩したりといったことが起こります。部屋の中が散らかっていては、それがバリア(障害)となるわけです。
 ですから、床の上にはなるべく物を置かない。そのための収納計画をしっかり練る。そしてジャマになるものを片づけてスッキリ暮らす習慣を身につける。こうしたことも暮らしのバリアフリー化に欠かせないポイントなのです。


▼「安全、安心だから大満足!定年後を快適に過ごす家作りのポイント」
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