「その心地よさを住んでみて実感しました」
2009年6月26日
|コメント(0)
|トラックバック(0)
【REFORM SCENE 006】愛知県新城市・T邸(機能性環境改善塗材[ガイナ]事例)
無垢の木や土壁など、昔ながらの自然素材と伝統的な技法に[ガイナ]や太陽光発電といった、最新の技術を取り入れた T邸。屋根裏、天井、外壁、内壁に[ガイナ]を使用したところ、一年を通して、エアコンをほとんど入れる必要がない、冬暖かく、夏は涼しい、健康でさわやかな住まいとなりました。
伝統的技術とガイナの融合が生んだ心地いい家
|
|


和室の壁もガイナをコテ塗り。
部屋に合わせて塗り方も変えている。
|
愛知県新城市、緑豊かで静かな郊外に建てられたTさんのお宅は、小屋組という日本伝統の技法で組み上げられた高い屋根と、ガイナを塗った輝くような白い壁が、遠くから見てもひときわ目立っています。
外壁からルーフィング、天井、内壁まですべてガイナで仕上げられた、真っ白な土蔵風の車庫の前を通り、母屋に向かいました。玄関に一歩入って、まず驚いたのが、上を仰ぎ見るほど広く高い吹き抜けと、野物と言われる天然木の形状を活かして組まれた屋根裏の美しさです。そして、これでもかというほど太い銘木を使った柱に、精巧な透かし彫りが施された欄間。何もかも圧倒されっぱなしです。
じつはこのお宅は、施工を担当した株式会社滝川が、自社のショールームを兼ねて建てた住まいのため、使える素材、可能な技術のすべてを尽くした造りになっているとのこと。
|
|
さらに室内に足を踏み入れたところ、「二丁差し」という水平の木を2本にした欄間の造りや、8寸角という太い檜を使った通柱、そして前述の地松を使っての昔ながらの小屋組の屋根など、すべて目を奪われる見事さです。合板はいっさい使っておらず、床下の構造材にも杉の無垢板を使っているそうです。
こうした日本の伝統的工法や素材が使われている一方、オール電化や太陽光発電、床暖房などのテクノロジーをうまく組み合わせ、快適で暮らしやすい住まいになっているのが、この家のポイントです。
|
夏でも1階と2階の温度差がほとんどなし
|
|

開放感を出すために大きく取られた吹き抜け。地松を使っての昔ながらの小屋組が圧巻。

トップライトによって明るさが確保されたキッチン。壁や天井のガイナは、消臭や防汚の効果も期待できる。
|
ガイナの効果を活かすという考えで建てられているため、一般的なグラスウールなどの断熱材が使用されていないのも特徴です。
具体的にどのような構造になっているかというと、まず屋根瓦の下には、あらかじめガイナを塗布したルーフィングを使用。そして天井の室内側にもガイナを塗り、それだけで屋根の部分の遮熱・断熱は終了です。
外壁は荒壁(土壁)にセメントボードを貼り、その上からガイナをコテ塗りで施工。室内にも荒壁を使用し、中塗りした上にガイナを塗っていますが、室内の場合、場所によって「わらすさ」を混ぜて凹凸を出したり、いろいろと塗り方を変えているとのこと。荒壁にも断熱効果があるため、壁の間には、通常入れる断熱材は一切入っていません。ただ、床に関しては唯一、羊毛の断熱材「サーモウール」を使用しているそうです。
以前住んでいた家からこちらの家に越してきて、まず驚いたのはその涼しさだというTさんは、こんなふうに語ってくれました。
「夏、嫌な暑さというのがないですね。真夏でもエアコンを使うのはお客さんが来たときだけで、あとは窓を開けておけば大丈夫です」
また、エアコンを使うときでも「この家のリビングとキッチンを合わせると30畳ほどの広さがあるのですが、20畳用のエアコン1台で27.28度の設定にしておけば十分涼しいです」とのこと。
さらに、1階と2階の温度差がほとんどないことも予想以上だったと言います。ふつうは屋根下に断熱材を大量に入れても温度差があるもの。前述のとおり、こちらの家は滝川のショールームを兼ねているので、建築関係の方も大勢見学に来るそうですが、2階の温度を体感すると、みなびっくりするそうです。
|
|
この夏の涼しさ、通常の断熱材だけを使用した家では、なかなかこうはいきません。ガイナならではの、外からの熱を跳ね返す遮熱効果の賜物といえるでしょう。
|
焼肉をした翌朝もニオイが気になりません
|
|

ぐるりと廊下が設けられた吹き抜けの2階部分。惜しげもなく良質な無垢の木材が使用され、やさしく心地いい空間に仕上がっている。

小屋組で8寸勾配の高い屋根と薪ストーブ用の煙突が、遠くからでも目立つT邸。外壁の白い部分は、荒壁の上に貼ったセメントボードにガイナをコテ塗りで仕上げている。右側に少し見えている土蔵風の建物が、ガイナを使った車庫。

ガイナは基本的にコテ塗りで施工。場所によって、凹凸を出すために「わらすさ」を混ぜたりする工夫も。
|
一方、冬に関しては「暖房は床暖房だけでほとんど用が足りてます。本当は薪ストーブを使う予定だったのですが、じつはまだ使ったことがありません」と、ガイナの断熱効果を実感したというTさんです。
株式会社滝川の滝川社長も「この家は玄関を入ったときに暖かさを感じます。ガイナを塗っていない私の家などでは、玄関に入ったときにヒヤッとするんです。また、別の家の話ですが、ポリタンクに灯油を買ったら、結局冬の間に使い切れずあまったそうです」とガイナを塗った家の、冬の暖かさを教えてくれました。
これほどの遮熱・断熱効果があるというのですから、冷暖房費を含めて、光熱費の節約にかなりの効果が期待できます。
そこでTさんに、この家の光熱費について聞いてみたところ「以前住んでいた家に比べ、この家は容積的に5倍ぐらいあるのですが、電気代は、前の家の電気+ガス代と同じ程度ですね。それに太陽光発電のあまった電気を売った分がマイナスになるので、トータルで見ると安くなっています」とのこと。
オール電化で割引になった分や、太陽光発電でまかなった部分を考慮しても、ガイナが光熱費の削減に大きく貢献していることは間違いありません。
ガイナの効果は断熱、遮熱だけではありません。Tさんのお宅では、お客さんを招いて焼肉パーティーを開くことがよくあるそうです。焼肉などの料理で気になるのはニオイですが「焼肉をしながらお酒を飲んで、みなタバコを吸ってずいぶん長い時間騒ぐのですが、翌朝、焼肉やタバコのニオイが気になることはほとんどありません。これもガイナの消臭効果のおかげだと思います」
|
|
また、癒し効果についても「ガイナのおかげか、来た人がみな居心地がいいと言います。もちろんこれだけ無垢の木をたくさん使っているので、それもあるとは思いますが。でも、無垢の木は生きているので、ガイナのおかげでより効果が出ているんじゃないでしょうか」と、Tさんの口から次々とガイナを塗ったことによる効果が語られす。
さらに、直接の効果ではないのですが、ガイナを使ったことによって、日常のいろいろな面でも省エネを心掛けるようになった、という思いがけない効果もあったそうです。実際自分で住んでみて、本当にその効果を実感しました。自信を持ってみなさんにおすすめできます」と笑顔で語るTさんの姿から、ガイナが実現した健康的で快適な家に住む喜びを、感じとることができました。
|
|

ガイナはホルムアルデヒド放散等級区分でもっとも優秀なFフォースターを取得しており、子供部屋にも安心。
|

瓦の下に断熱材としてガイナしか使用していないが、夏でも2階の温度は1階とほぼ変わらないという。
|
|

信楽焼の洗面ボウルがシックな2階洗面所。結露を抑え、透湿効果のあるガイナは水やお湯を使う場所に最適。
|

2階トイレ。男の子がいるので小便器はどうしても欲しかったという。壁に塗られたガイナには消臭・防菌効果も。
|
ガイナをおすすめした理由
|

株式会社滝川 代表取締役社長
滝川理人さん
|
こちらの家は、株式会社滝川のショールームを兼ねた住宅であるため、とりあえず当社の持てる技術のすべてをお客さまに見て、そして体感していただけるようにしました。
「ガイナ」は幾度となく自分で塗って試し、その効果はよく分かっているつもりだったのですが、今回、実際に当社の関係者がガイナを使用した住宅で生活し、その省エネ効果や快適性を検証してみて、あらためて自信を持ってお客さまにおすすめできると確信した次第です。
|
リフォームデータ